10社での勤務経験を活かして有意義な生活を送るエンジニアOLブログ

転職回数は9回!働いた会社は10社の経験を活かして自分らしく楽しく生活するエンジニアOLのブログです。趣味の野球観戦やファッションを始め、転職の話、エンジニアとして一人前になるための成長過程を記録していきます。

超初心者向け!Webサーバー構築のためのapache導入手順~CentOS7~

先日構築したLinux環境(CentOS7)でWebサーバーを構築しようと思い進めているので、一旦apachを導入しテストページを表示させるまでの手順をご紹介します!

 

Linux環境(CentOS7)の構築方法はこちら↓↓

 

ramin.hatenablog.com

 

 

ネットワーク設定確認

まず、自分がインターネットに疎通できないと始まらないので、ネットワークの設定を確認します。

 

<デバイスを確認>

# nmcli d

<インターフェイスを有効化>

# nmcli c up ens33

※「ens33」の部分には最初に確認したデバイスが入ります。

私はensですが、eth0などいろいろあるので確認してください。

 

再度ip addrで確認したところIPアドレスが振られてインターフェースも有効化しているのでネットワーク再起動してこのままいきます。

※本来は、IPアドレスを固定にしたり、デフォルトゲートウェイDNSの設定が必要ですが、今回はapacheのテストページが表示できればいい!ということで割愛。。


CentOS7系のネットワーク設定コマンドはこちらの記事をご参考ください。

ramin.hatenablog.com

 

<ネットワーク再起動>

# systemctl restart NetworkManager
# systemctl restart network

 

apacheを導入

apachehttpdというパッケージをダウンロードして使います。

 

<httpdのインストール>

# yum install -y httpd

「complate!」が表示されれば終了です。

 

ファイアウォールの設定

apacheは80番ポートを使用するので、80番を使用できるように設定します。

 

<ファイアウォールの起動確認>

# firewall-cmd --state
「running」と表示されれば起動しています。

より詳細なのは以下です。

# systemctl status firewalld

 

<ファイアウォールを起動させる>

# systemctl start firewalld

動いていなかったら上記で起動させます。

 

<ファイアウォールの設定確認>

# firewall-cmd --list-all

f:id:ramina5112:20190331235928p:plain


通信が許されているポート(ports:)と(services:)欄に80ポート/httpが記載されていないので、追加します。

 

<80番ポートの追加>

# firewall-cmd --add-port 80/tcp --permanent

f:id:ramina5112:20190401002527p:plain

成功したら「success」と表示されます。

 

<httpサービスの追加>

# firewall-cmd --add-service=http --permanent

f:id:ramina5112:20190401002607p:plain

成功したら「success」と表示されます。

 

<ファイアウォール設定の更新>

# firewall-cmd --reload

設定の適用は以下でもよいですね。

# systemctl restart firewalld

 

設定の更新をしたら、再度ファイアウォールの設定を確認します。

# firewall-cmd --list-all

f:id:ramina5112:20190401001031p:plain

ssh用に22番ポートも入れちゃいましたがports:に80番とservices:にhttpが入ってます!

 

httpdの起動確認

httpdが起動していなかったら意味がないので念のため確認します。

 

<httpdの起動確認>

# systemctl status httpd

 

<httpdの起動>

# systemctl start httpd

起動していなかったら上記で起動させます。

 

テストページの表示

ブラウザで「http://???.???.???.???」(?はサーバーのIPアドレス)を入力してテストページ「Testing 123..」が表示されれば完了!

f:id:ramina5112:20190401003056p:plain

 

このあとは、「/var/www/html/」に、任意の.htmlファイルを配置します!

今回は導入手順だったので、ネットワーク設定の詳細や.htmlファイルについてはまた後日…

では!