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【転職者向け】面接で押さえておくべきビジネスマナーとは

このブログで何度か書いているように、9回の転職経験があります。

面接をした場合もあれば、紹介や直雇用への変換などで面接を行っていない場合もありますが、転職活動中の面接も含めると、すごい数の面接回数になります。

また、入社するたびにビジネスマナー研修に参加するので、ビジネスマナーもだいぶ心得てきました。

 

新卒の就活とは面接スタイルが違う場合が多いので、今回は、転職面接における押さえておくべきビジネスマナーをご紹介します。

 

 

マナーって大事なの?

元号も「令和」となり、新たな時代が始まっています。

ゆとり世代・さとり世代などと言われたりして、昔より自我や個性を強く出して自由に生きていく傾向にあります。

そんな時代の中で、マナーは大事なのでしょうか。

 

マナーは相手や周囲を不快にさせない心がけです。

マナーを守らなくてもなんとも感じない人もいるかもしれませんが、不快に思う人もいます。

また、社会には様々な世代・様々な考え方の人がいます。

自分が面接に合格したいと思うのであれば、相手を不快にさせないようマナーを守り、相手のカジュアルさに合わせて崩していくのがベターです。

 

”知っているけどやらない”のと”知らない”のでは大きく異なりますので、マナーは心得たうえで、相手とスムーズにコミュニケーションがとれる行動・言動を心がけましょう。

 

到着から入室までのマナー

到着してから入室までのマナーについて、企業によって面接の種類は異なるため、必要な動作は変わってきます。

基本的なマナーを身に着けておき、企業のスタイルや相手に促される動作によって臨機応変に変えていきましょう。

 

到着時刻は10分前が適切

面接に行く際は、5分~10分前の間に、受付を済ませることが適切です。

日本の企業では、遅刻に対する評価は非常に厳しいものです。

スケジュールを空けてもらっているにも関わらず、遅刻はよくありません。

 

また、早すぎる到着は準備が整っていない場合があり相手を焦らせてしまうため、遅延や迷うことも考えて余裕をもって到着し、5分~10分前になったら受付をしましょう。

 

受付は「約束の時間・用件・名前」をゆっくりとはっきり伝える

受付の方法は企業によって異なります。

電話で受付する場合や、インターホンを鳴らしてドアを開けてもらう場合、待合室が決まっている場合などがあります。

 

電話受付の場合、最初の一音は相手の耳に届きにくい傾向がありますので”恐れ入ります”や”お忙しいところ失礼します”などのクッション言葉を入れるとよいでしょう。

 

例:お忙しいところ恐れ入ります。本日14時に○○様と面接のお約束をしておりました、○○と申します。

 

インターホンの場合も同様に「約束の時間・用件・名前」を伝えます。

予め待合室が決まっていてこちらから出向く必要のない場合は、担当者が来るまで姿勢を正して待ちましょう。

 

ノックは3回か4回

国際基準に則った正しいノックの回数は4回です。

ノックの回数に対する意味は以下のように言われています。

 

2回⇒トイレのドアをノックする時

3回⇒親しい友人や知人を訪ねる時

4回⇒ビジネスシーンでのノック

 

そのため、正しいノック回数は4回ですが、4回のノックは”多い” ”うるさい”などと違和感をもつ方も多いので、3回でもビジネスマナー違反にはなりません。

お好きなほうをお選びください^^

 

自ら挨拶し、なるべく言葉を発する

面接は、企業と求職者がコミュニケーションをとる場です。

挨拶は自ら行い、なるべく言葉で伝えることで、面接の本題に入ったときにお互い話やすくなります。

”よろしくお願いします” ”失礼します”など、動作に合わせて言葉を発します。

 

また、お茶を出された際も、"どうぞ"と言われたら"ありがとうございます。いただきます。"としっかり言葉を発しましょう。

一気飲みは驚かれると思いますが、全く口をつけないのも失礼に値しますので、面接終了までにタイミングを見て一口でもいただくと良いですね。

 

待っている間は姿勢を正す

受付を済ませ、担当者が現れるまで待っている間は、姿勢を正して待ちます。
スマートフォンを操作したり、カバンを漁ったり、落ち着きのない行動は控えましょう。
どこで見られているかわかりません…

 

ドアは振り向いて閉める

私が行った面接のほとんどは”こちらに座って待ってってください"というものでしたので、面接官が既に部屋にいて、自分でドアを閉めることはあまりありませんでした。

 

ドアを閉める場合は、後ろ手で閉めるのではなく、振り向いて静かに閉めてから向き直りましょう。

 

面接中のマナー

面接中のマナーは難しいところがあります。

基本的な姿勢は変わりませんが、話し方は面接官の面接の仕方によって異なります。

その面接の空気感をジャッジしましょう!笑

 

相手の面接スタイルに合わせる

難しいことかもしれませんが、相手の面接スタイルによって話し方を変えることが大切です。
かちっとした質問形式な面接もあれば、フランクな会話の場合もあります。

相手がかちっとした一問一答のような質問形式の場合は、正しい言葉遣いで、語尾を伸ばさず、シャキッと答えた方が好印象です。


ただし、相手が割とフランクな会話形式の場合、相手が気さくに話しかけてくれているにも関わらず、硬い言葉で話しているとコミュニケーションがうまくとれないとみなされることがあります。
基本的な姿勢は変わりませんが、言葉の雰囲気を和らげる方が効果的です。

 

面接はコミュニケーションをとる場なので、不自然にならないような会話を心がけましょう。

 

相手の目を見て明るく・笑顔・爽やかに

面接官は、求職者と一緒に働くイメージをしながら面接をします。
人見知りや大人しいことは決して悪いことではありませんが、暗く静かな人を採用したいという企業はほとんどいません。
とても強みになる武器を持っている場合は、人柄が優先されないこともありますが、社会生活の中で人とのコミュニケーションは必須となるため、同じスキルレベルの場合、明るくて笑顔で爽やかにコミュニケーションがとれる人は好印象となります。

 

また、相手の目をしっかりと見ることで、真剣さが伝わります。

話を聞くときは相手の目を見ながらうなずき、話すときは「明るく・笑顔・爽やかに」を意識しましょう。
※話を聞いている最中もずっとニコニコしてたら怖いのでお気をつけください…!笑


相手の話を最後まで聞く

人間、自分が否定したい内容を相手が話している時や自分がすごく共感できる内容の時に、相手の話にかぶせて話をしてしまう傾向があります。
積極的な姿勢を見せることはよいことですが、コミュニケーションの基本は、まず相手の話を聞くことです。

検討違いの回答をしたり、落ち着きがないと思われないためにも、相手の話を最後まで聞いてから、自分の話をしましょう。


退室のマナー

面接が終了したら終了ではなく、退出までマナーを守ってよい印象づけをしましょう。

 

着席したままお礼を言う

面接が終了したら、着席したまま”本日はお時間いただきありがとうございました”とお礼を言いお辞儀をします。

立ち上がって再度一礼をし、部屋を出る際やお見送りをされた際に"失礼します"と一言挨拶とお辞儀をして退出しましょう。

 

ビルを出るまで気を抜かない

ビルを出るまで、スマートフォンの電源を入れたり、飲食をすることは控えましょう。

面接をした企業の社員の方がいらっしゃるかもしれません。

 

また、企業の方に促されない限り、外に出るギリギリまでコートは着ないようにしましょう。

自分がコートを着ている時間、相手を待たせないことが大切です。

 

一番大切なのはコミュニケーション

面接はどうしても緊張してしまう方が多いと思いますが、面接は、自分と企業が合うか確かめるためにコミュニケーションをとる場です。

自分だったら、どんな人に好印象を持つか、相手の立場に立って考えてみましょう。

話しやすいと思ってもらう話し方、一緒に働きたいと思ってもらう振る舞いを一度整理して実践しましょう。

 

みんな同じ人間です!緊張せず頑張りましょう!